ガンビア

 しばらくギニアに通っていた自分だが

 ガンビアに行ったとき大きな衝撃があった
 この国にはいわゆる舞踊団があまりない
 聞く所によるとごくわずかだそうだ
 確かにギニアのコナクリのように

 偶然舞踊団の練習場を横切る
 
 といったような事は街の散歩が趣味の自分でさえ
 この国では経験したことがない

 ただ、音楽には遭遇する確率は季節によるのかもしれないが
 低くはない。

 シュチュエーションと言えば

  カンクランという精霊のイベント(命名式などかな?)

  よくわからないがタマだらけの一団に会う(おそらく結婚式)

  サバールウォロフまんまだがサバールの太鼓のイベント
  「ウォロフ」とついているところがマンデの人々の国ということを
  象徴している気がする

  バーでバンドが出てる

 みたいな感じで遭遇したがどれも至極ナチュラルな出会いである
 一つ自分が言った限りの話だが他の国と大きな違いがある

 これは単に自分がガンビアにいった感想とも言えるのだが、
 
 自分達のためだけに演奏しているのだ
 海外に発信という事はしたがっている感もあるのだが
 事実太鼓の分野ではあまりできていない

 コラはたまに聞くがそれはおそらくコラ自体の力と言える
 コラが西アフリカ全体で欧米等で割と受け入れられている

 ソールーバはマイノリティたっぷりの太鼓と言える
 それは見た目も然り、

 とにかく小さい

 一見おもちゃとも見て取れてしまう
 ぱっと見ミニジェンベサイズなのだ
 以前も書いたがそのサイズからは到底想像できないグルーヴ
 が飛び出してくるのだからマジックである

 この太鼓はバンド性が高く非常に魅力的だ
 ガンビア内では基本大、中、小の3本が原則らしい

 3という数字は非常に物事がスムーズに進む形ではないか
 椅子も3、会話も3人いると盛り上がる

 そう、太鼓の会話に持って来いの数字だ
 ガンビアのお隣のカザマンスでは多いスタイルもあるのだが
 自分的にはやはり3つのスタイルがいい

 太鼓については以前書いたのでさておき
 
 何がいいかといえば大衆が太鼓をめちゃくちゃ楽しみにしていることだ
 ギニアなんかもやっていると眺めて楽しむ人が多いが参加できるのは
 ほんの一部かも知れない

 というのもメチャクチャ激しいからという理由がその一つである

 ドゥンドゥンバ等は舞踊団の連中がやっていることが多くこうなる
 とテンポも早く、入るのには気合いがいる

 マリンケフォリなんかはガンビアでやっているそれと同じであるが
 やはり太鼓たたきが舞踊団出身であればいつも通りの激しさになる
 

 いずれも都会の話だが、ガンビアも都会での話なので同じ条件である

 行った時期かもしれないがカンクランという精霊の祭りに遭遇する
 これも以前書いた 笑

 朝か昼にはついて、飯炊きしている脇に陣取り、たまに叩いたりする
 そんときの女性陣のテンションの高さはうちの師匠が前歯を折られた
 事件で物が語れる

 ある日プログラム(結婚式や命名式をこう呼んでいる)から帰って
 きた師匠は

 「今日のプログラム、俺は叩いたぜ!!」

 と興奮しながら言ったが、なんと前歯がない
 聞けば皆演奏に興奮しすぎて踊り狂いなんとおばさまが激しすぎて
 叩いていた師匠を突き飛ばしてしまったらしい

 まーるで猪だが、猪状態になっているのはよく見かける

 ほかの国でも、激しく踊っているのはよく見かけるのだが、ここでは
 極めて個人的な楽しみというわけだ。

 外人が踊ろうとしてもほかに先を越されてなかなか出れなかったりする
 他の国では、外人がでようとすればは面白がられたりして喜ばれるのだが
 ガンビアでは逆だった

 「外人にのます酒はねぇ的な・・」
 
 とまではいかないが、あまりそこに関心が行かないようだ
 人が踊っているのをまじまじと見ている人は少ないのだ。
 正に、踊って参加に意味があるという感じである。

 これが、太鼓の音楽なんだなと思えるぐらいのナチュラルさで
 イベントの存在自体が心地よい

 どの国にもこんな感じはあるがやはり

 太鼓叩きが普段舞踊団で叩いているかいないか
 
 というのはその祭りのテンションに大きく関わるきがする
 あくまでその場で巻かれる金目的にバンドで集まってるのがいい
 師匠は自分のバンドで客をどんだけグルーヴで沸かせたかということ
 をいつも自慢してきた

 勿論、ギニアやセネガル、マリも最高なのだが

 ユルイ中の熱さというのが魅力のガンビアは単に居心地がよい
 ので、一日がユーっくりと流れていくので

 ジャンベ以外も見たい、細かいテクがほしい人にはお勧め
 の国となっております

 ソールーバ、サバール、コラは割に習いやすいので一度行ってみるの
 もいいと思います、英語も通じるので日本人的には行きやすいですね

 片方撥片方手というのが原始的で深みがありますね
 ドゥンドゥンとジンベを同時にやってるというか・・・

 祭りの景色は西アフリカの原風景満載です

 しつこいようですがカンクランです 笑

 ↓
 https://youtu.be/IeRZOLjipiE