アフリカ日記

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雑貨屋

 「すいません!コカ下さい」

 暑く乾燥しているのでとにかくのどが渇く。

 こういう雑貨屋は至る所にある。
 缶詰、文房具、洗剤、剃刀、ビスケット、ゆで卵、水、果物 
 等が所狭しと並んでいる。

 まるで昔毎日通った駄菓子屋である。
 店によっても仕入れているものがかなり異なっていて、
 あそこの店にはコレがあって、こっちにはあれが無かった
 などとナカナカ楽しい。

 営業時間もかなり気まぐれだ。
 窓が開いていたら営業中。閉じていたら閉店中。
 というぐあいで、コーラを楽しみに行った所、窓が閉じていて、
 がっかりということもしばしばだ。
 また夜遅くまでやっているところもあるので、非常に便利だ。

 ゆで卵などは商品管理ががさつなめ、腐っているものもある。
 以前友達が、卵を抜いてところ茶色かったことがある。
 なんと彼はそれを、お?味卵なんて気が利いてるねといいながら
 食べてしまった。ありえない。

 数時間後案の定彼は腹痛を訴えた。

主食
 ギニアの主食は見た目はカレーである。

 ブラガエ カンシィエ イェーティシー スヌンボレ マーガイン トラ

 米系はこんなものだろうか。
 それぞれ葉っぱをすりつぶしたものを使ったり、
 たまねぎベース、ピーナッツベースとナカナカ気が利いている。

 ひとつのカテゴリーに何種類かバリエーションがあり、
 人によっても味付けが違う。と言う意味では種類豊富である。
 個人的にはウレブラガエが好きだ。
 
 すべての料理にとにかく大量の油を使用しているため、油の嫌い
な人にはつらい国だ。

 油も種類がある。サラダオイルのような白い油と、オレンジ色の
 パーム油。後者の方はかなり毒々しく見える。真オレンジのオイル
 がプラスティックの食器にかかっているところは、
 まるで 「エンジンオイルかけご飯」 とでも言うよな見た目に
 なってしまう。

 こういう飯を食ってエネルギッシュに動きまくっているギニア人を
 見るとパワーフードとかソウルフードと言う言葉は、まさにここにあ
 るなぁと思う。人が車に見えたりもする。笑

 水屋等はリヤカーに水が満タン入ったポリタンクを10個近く乗せ、
 一日中歩き回っている。ものすごい顔をして汗をだらだらかきなが
 ら必死である。
 軽い気持でそのリヤカーに向かって、

 「デプラスマン!」(タクシーの貸切と言う意味)
  
 と叫んだところ

 「貸しきりはやってないよ!」

 と、笑顔で返してくるという余裕ぶり。さすがである。

 ギニア人のそういうところに惹かれてしまう。

KORA
自分のコラの先生だ。モハメッド クヤテという。
 最初の年はサンダラーと言うあだ名が付き、
 今では、ティーチャーと自称している。

 なぜサンダラーか?と言うところには面白いエピソードが
 あるのだが今回はふせておこう。

 ありえない話だが、彼はコラを持っていない。
 ある時はタクシーに置き忘れ、またある時は落として壊した。

 そんなわけで彼は普段サバールパーティなどで歌ってるという。
 彼の父親はやはりコラ弾きだったという。

 親父が若くしてなくなったため、彼のコラはクリエーションが多い。
 子供の頃はジンベが凄まじくうまっかったと誰もが言う。
 今ではあまり叩くことはないようだが、彼のコラのクリエーションは
 まるで太鼓のようだ。恐ろしくタイム感が良く、奇抜なソロフレーズ
 は圧巻だ。
 彼のプレイを聞いて
 音楽と言うのは「一にリズム」と言うことが良く分かった。

 彼には礼を言っても言い切れない。
 
 モハメッドありがとう。 


 写真はお金を貼ってもらい、上機嫌なところ。

 

 
米

 BALUBALEとは現地語で米の種類を意味します。

 ほかにコーサゴリなど色々あります。
 
 バルバレはギニア国産米でコーサは外米。恐らく質の悪いタイか
 南中国の米と思われる。

 自分的にはバルバレが好きだ。

 バルバレはBB弾のようなサイズでハッキリ言って一粒一粒がでかい。
 白米としてはそんなにおいしくないのだが、ギニアのカレーのような米
 にかけるソースにはコレが良い気がする。

 田んぼは基本的に日本と変わらない見た目だったが
 バルバレは海水と淡水が混じった汽水で育っていた。
 コレは衝撃だった。あぜ道が塩で固いのだ。
 田んぼにはマッドスキッパーと呼ばれるムツゴロウのよな汽水に住む
 ハゼがいた。

 水質はともかくギニア人が日本の田んぼを見て興奮するのは理解できた。
 自分もギニアの田園風景を見て興奮してしまったからだ。
 
 
 

 

 

 
 YOU TUBE にありました。

 おもしろいですね~~~

マタンの期待の星
 
マタンにWASSAというグループがある。
写真を見て分かるように彼らは若い。
十代の若者がメインだ。しかし、しかしである。彼らはスゴイ太鼓叩きだ。
初めて彼らを見たのは、2005年めてギニアに渡航したときだ。
ツアーも終わり、アーティストに家を探してもらい、マタンに住んだ。

マタンをうろうろしていると、すごい轟音が鳴り始めた。
たまらず音の方向へ走ってみると、倉庫のような建物の中で、
舞踊団が練習していた。とにかく激しい。
しかも驚くことにみんな子供である。
監督のような、おじさんが目を血走らせ指導している。
後から分かったことだが、最初WASSAに入るらしい。
そのあと、WASSAからほかの舞踊団に入るということだ。
こういう子供主体の舞踊団は他にもある。
どこも大人が必死で子供に教えている。

自分のボテの師匠もWASSAでバラフォンを叩いてサポートしている。
ボテの師匠も目が血走ったおじさんもたぶん仕事ではないだろう。

きっと、町内ぐるみで次世代の若者を育てるという目的があるのだろう。
そんな音楽に熱いマタンがとても好きだ。
車
ギニアにはいろいろな凄い古い車が走っている。
 自分は車のことは詳しくないが、マニアなら大喜びしそうな代物も
 数多い。写真のトラックは恐らく中国製のトレーラーヘッドだ。

 修理中のまま長い間放置され続けている。その姿があまりにも
 グッと来たので、一枚撮らせていただいた。

 骨の髄までしゃぶる。というのがピッタりな光景だ。
 ある車はメーターが50万キロ越したところで打ち止めとなってい
 た。実際は100万キロ位はいってるのではなかろーか。 

 日本人は車を一口かじって捨てている。と思った。
 確かに高速道路をボロい車で走るのはいただけないけど。

 積載も安全もあまり考えず、「行ける。」という極めて個人的な考
 えダケで動いてしまうギニア人は魅力的だと思う。
肉屋
 ギニアの炭火焼肉屋台です。みんな本当に肉が好きです。
 主にヤギ、鶏肉、牛が食べられますが、猿肉も時々あります。
 猿の肉は酸味が強く、調理法によっては臭くて食べられません
 ヤギ肉は一言で言って、ジェンベの味です。皮を張り替えたこと
 がある人は、一瞬「う・・・」と思うかもしれません。笑
 鳥はブロイラー大国の日本とは違い100%放し飼いの野生鳥な
 ので、 ものすごい筋張っています。チョイ固め。
 牛は串焼きに関してはすごいおいしいです。
 時々、骨髄煮込みのようなものがありますが、ハッキリ言って
 ゴムチューブみたいな匂いがして、ものすごいまずいです。

 写真は通りの肉屋です。兄ちゃんがいい人で、写真撮らせて
 くれました。
BOTE

 ボテという楽器。左手に特殊なベル、右手に鍵形の撥
左手にはナットを三つはめる。
親指のナットははBASS 薬指のはTONE 小指のはSOLO
ばらばらに動かす。ソートー難しいです。

ボテはススの楽器バラフォンにあわせて叩く姿を見かける。
ギネファレパーティでは大活躍!!

写真は先生に習っているところの休憩中。
バラフォラアブドゥのお兄さんです。

ボテは本当に難しい・・・・・・・・。